口臭 原因が気になる人の割合

持病として糖尿病のある人では、歯周病が重症化しやすくなります。

そして、糖尿病特有のアセトン臭と、歯周病が原因で発生した揮発性硫黄化合物（ＶＳＣ）とが混ざって、非常に不快なにおいが口から出てきます。

このような症例では、糖尿病と歯周病、口の汚れが、口臭発生に関与しているのです。

いろいろな原因が複合的に関与して、口臭が発生している場合が多いので、初診時に口臭検査を行っただけでは、すべての口臭の原因が特定できないこともあります。

「口臭 原因が気になる」人の割合は、15～24歳で7.6％、25～34歳で10.1％、35～44歳で17.7％、45～54歳で20.7％と年齢が高くなるにしたがって増加し、55歳以上では減少しています。

この調査は口臭に対する自覚症状を問いたものなので、実際に口臭があるかないかを測定して調べたわけではありません。高齢者を対象に口臭測定を行った調査によると、85歳では約30％の人に実際に口臭が認められたという報告があります。

高齢になると、定年退職などにより、家庭で過ごす時間が多くなります。外で人と会う機会も減るため、たとえ口臭 原因があったとしても、あまり気にしなくなっているのかもしれません。

口臭の原因

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